私が前職の客室乗務員から一転、料理研究家の道に進んだのは“食生活”というものが如何に大事かということを身をもって感じたからです。当時、プライベートや仕事場でのストレスが重なり、次第に食べられなくなっていった私は、みるみる体重が減少。誰が見ても不健康そのものでした。我に返って食生活の見直しをし、食べることを始めた私が気付いたのは食の大切さ。食べれることの幸せ、食によって身体の調子だけではなく、心の状態まで変わることに感動を覚えました。食の大切さに気づいた私は、潔く当時勤めていた会社を辞め、食の道を選び現在に至ります。
昨今では色々な食を提言されている方がいて、様々な方法がありますが、おおよそ大半の方が間違った理解の中で行っていたり、情報に踊らされ無理な取り入れ方をしたりしているように思います。むやみやたらな自己流のやり方では不調をきたすのは当たり前ですし、失敗に終わったと嘆いている友人もたくさんいます。私としましては、ストレスになるような食事法こそ心身を壊すものだと思っていますし、断食・絶食のような極端な方法は基本的におすすめする立場にはなれないと考えています(そもそも食が大好きな今の私にも無理なお話です笑)
それでは何を食べれば良いの?どうしたらよいの?なんて迷っている皆様へ、まずは選択肢の一つとしてプチケトンをご紹介していきたいと考えています。ケトン食というと、ストイックな糖質制限をイメージされる方が多いかと思いますが、私がここでお話するプチケトン生活は、毎日糖質0!糖質大反対!ではありません。まずご自身の食生活を見直し、身体も心も喜ぶ生活を目指す一つの方法として(もちろん美味しくは絶対です!)、ゆる?くケトンな食生活を取り入れたプチケトンライフについてご紹介していきます。
和田 千奈( わだ かずな )
料理研究家 / 2Box Kitchen Studio
国内航空会社の客室乗務員在職中に食生活アドバイザーの資格を取得。退職後、大手調理器具メーカー主催の料理教室アシスタントを経て独立。現在は料理教室講師、商品開発、レストランにおけるメニュー開発、グルメライターなどの分野で活動中。食生活アドバイザー・食品衛生責任者 資格保有。
甘いものがやめられない、炭水化物ばかり食べてしまう、ついつい食べ過ぎてしまう、何を食べたらよいかわからない、そんな方に毎日の食事を見直すきっかけを作ります。
無理な食事法やストレスになるような食事法を取り入れるのではなく、美味しいものももちろん食べて、心も身体も幸せになる毎日を目指します。
女性はいつまでもキレイでいたいものだと思います。女性がキレイを目指す上で抱えるお悩みをプチケトンで解決できればと考えています。